面接に向けて準備すべき3つのポイント~外資系コンサル面接官が語る面接攻略法~

採用面接に向けて何を準備すればよいか、悩みますよね。

面接では何を聞かれるだろうか?、質問に対して何を答えればいいだろうか?と考えを巡らせるものの、これといった答えを出せずに不安になることってありますよね。

そこで100名以上の候補者の面接を担当してきた外資系コンサルの面接官を担当してきた僕が、面接に向けて準備すべき3つのポイントをお伝えします!

面接の参考にしてくれたらうれしいです。

目次

面接官は応募者の何を確認しているか?

面接官は応募者の何を確認しているのでしょうか?

結論から言うと、「戦力になるかどうか?」を確認しています。

企業は企業の理念やビジョンに基づいて、クライアントに対して価値提供することによって対価を得て事業を営んでいます。

面接官は一定の売上責任を有していることが多く、面接官自身のチームの売上向上に向けて戦力になるかどうかを確認しています。

20代で経験が浅くても一定の経験を積むことで戦力になることが想定できれば、ポテンシャルを見込んで採用します。

一方で30代、40代になると入社後に即戦力としての活躍できるかどうかを確認しています。

では、どのようなポイントで面接官は応募者を評価しているのでしょうか。

それは、以下3つのポイントです。

  1. 人生を通じて成し遂げたいことは何か?(Will)
  2. 人生を通じて成し遂げたいことを実現するために何ができるか?(Can)
  3. なぜその企業でなければならないか?(Must)

人生を通じて成し遂げたいことは何か?(Will)

人生のゴールは目先の面接で内定を獲得することではありません。

まず先に考えなければならないことは「人生を通じて成し遂げたいことは何か?」というWillです。

「人生を通じて成し遂げたいことは何か?」を分解すると3つに分かれます。

  • 人生を通じてどのような人物(スキル、マインド)になりたいか?
  • 人生を通じて手に入れたいもの(年収、職位、ワークライフバランスなど)は何か?
  • 人生を通じて誰のどんな課題を解決していきたいか?

これら問いに答えるためには、2つのアクションが必要です。

1つ目は自己分析です。

自己分析とは自分の得意なこと、不得意なこと、好きなこと、嫌いなことを徹底的に言語化して自分自身を自覚することです。

2つ目は業界分析です。

「人生を通じて成し遂げたいことは何か?」を言語化するためには、自己分析の結果を踏まえて、自分の得意なこと、好きなことを実現できる業界を選択していくことが必要です。

多くの社会人が自分自身で起業して新しい業界を創造していくのではなく、既存の業界の中でキャリアを歩んでいくことになります。

既存の業界を分析して、自分に合った業界を選択していくことが重要です。

人生の主人公は他人ではなく、自分自身です。

自己分析と業界分析を通じて、「人生を通じて成し遂げたいことは何か?」に対して自分なりの答えを出して、誰からどんな否定をされようと、本気で成し遂げるんだと強く想うことが重要です。

人生を通じて成し遂げたいことを実現するために何ができるか?(Can)

「人生を通じて成し遂げたいことは何か?」に対して自分なりの答えを出すことができたら、次は「人生を通じて成し遂げたいことを実現するために何ができるか?」というCanを身につけることが大切です。

Canとはスキルです。

英語、IT、マネジメント、医療・福祉、教育など、スキルは様々です。

「人生を通じて成し遂げたいことは何か?」を絵に描いた餅ではなく、自分の発意で実現していくためには自分自身にスキルが必要です。

「人生を通じて成し遂げたいことは何か?」を言語化して、本気で達成したいと想うことができれば、自分に何が足りていて、何が足りていないかが分かるはずです。

自分には人に誇れるようなスキルはない、特に強みはないと自分の不甲斐なさに情けなくなることもあると思いますが、誰もが最初からなんでもかんでもできるわけではありません。

一つひとつ自分のペースでスキルを身につけるようにしましょう!

なぜその企業でなければならないか?(Must)

面接で準備しておかなければならない最後のポイントは、「なぜその企業でなければならないか?」というMustです。

応募先の企業が属する業界の中には、似たような事業を展開する競合が犇めいているはずです。

したがって、なぜその企業を志望しているのか?という問いに対して答えられるように、事前に準備しておくことが必要です。

そのためには徹底した業界・企業分析が必要です。

業界分析では以下5点について分析します。

  1. 業界内にどのような競合がいるか?
  2. それぞれの競合のマーケットシェアは?
  3. それぞれの企業はどのような理念でどのようなビジネスを展開しているか?
    (誰のどのような課題をどのように解決しているか?)
  4. それぞれの企業の強み・弱みは何か?
  5. 企業の強み・弱みとマーケットシェアの関係は?

企業分析では以下5点について分析します。

  1. 企業の経営者はどのようなビジョンを掲げているか?
  2. どのようなどのような理念でどのようなビジネスを展開しているか?(業界分析で実施済み)
  3. 企業の強み・弱みは何か?(業界分析で実施済み)
  4. 企業の強み・弱みとマーケットシェアの関係は?(業界で実施済み)
  5. 今後どのような経営計画・事業計画を描いていて、どのような人材を求めているか?

これらの業界分析と企業分析の問いに答えることができれば、「なぜその企業でなければならないか?」という問いに対して答えることができるはずです。

まとめ

人生のゴールは目先の面接で内定を獲得することではありません。

自分自身で人生を切り拓いていくためには、

  1. 人生を通じて成し遂げたいことは何か?(Will)
  2. 人生を通じて成し遂げたいことを実現するために何ができるか?(Can)
  3. なぜその企業でなければならないか?(Must)

3つの問いに答えられるようにしておくことが重要です。

長い人生の中で様々な経験を積む中で、答えが変わることがあります。

その時は改めて改めて新たなキャリアを歩むか、今の会社に居続けるか、について考えてみることが大切です。

最後まで読んでください、ありがとうございました!

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